2007年9月4日、
全日本ロードレース選手権ST600クラス フル参戦中の
沼田憲保選手が、次戦の開催地となる岡山国際サーキットで、
練習走行中に、タイヤバリアに激突して亡くなりました。
今朝、会社の先輩からこのことを聞いて、
いまだに信じられない気持ちでいっぱいです。
ちょっとだけですが、お会いしてお話させていただいたこともありましたし、
沼田選手の出たレースを中継したことや、表彰台でのインタビューも
させていただきました。
地方選を中継している名も無きアナウンサーのボクに
やさしく接してくださり、本当にいい選手だと感じました。
日本チャンピオンも経験し、世界に羽ばたき、
再び全日本選手権に復帰し、激戦ST600クラスを盛り上げている
選手だっただけに、非常に残念です。
ですが、きっと、沼田選手もここでレースが盛り下がってしまうことは、
望んでいないと思います。
いま生きている私たちが、これまで以上に日本で、オートバイレースを愛する人を
増やすこと、レースを理解してくれる人を増やしていくことが
必要なのだと信じています。
また、レースにおける安全性、サーキットにおける安全性を
いま以上に向上させていく努力も怠ってはいけないのだと思います。
自分になにができるかはわかりませんが、
これからもレースを続けていけるようにやれることをやろうと思います。
沼田憲保選手のご冥福を心よりお祈りいたします。